秘書OLmaruayaです。
最近、筆者の部署に聴覚障害がある方が配属されました。
(参考)
会社は厚生労働省に定められた障害者雇用率制度といって従業員が一定数以上の規模の事業主は、従業員に占める身体障害者・知的障害者・精神障害者の割合を「法定雇用率」以上にする義務があります
引用元:厚生労働省ホームページ
その経験から、上司や部署内で話し合ったことや、実際にその方が配属されて、「事前に準備しておいてよかった!」と感じた経験をまとめたいと思います。
今日は実際の体験をもとにお話ししたいと思います。
聴覚障害の方が職場に|準備してよかったこと4つ
大きく分けて以下4つが準備してよかったなと感じました。
準備してよかったこと
☑筆談用の電子パッドを用意(電池ではなくて充電タイプがおすすめ)
☑可能であれば口の動きが分かるフェイスシールドを利用
☑具体的に指示できる仕事の用意(配属されてからではなく、予め具体的に指示をできる仕事を用意しておく)
☑チャット・メールなど質問しやすい環境づくり
順番に解説させていただきます。
電子パッドを導入
聴覚障害の度合いにもよると思いますが、マスクをしている場合、口の動きが全く分かりませんのでジェスチャーや筆談が必須となります。
そこで、主なコミュニケーションツールとして、筆者の会社では電子パッドを購入しました。
豆電池で動くパターンと充電式とあったのですが、継続的に利用するにあたって使いやすいUSB充電式を購入しました。
口の動きが分かるフェイスシールドを導入
業務内容などにもよると思いますが、メールやチャットでの意思疎通よりも作業的な業務が多い場合、マスクを着用せずフェイスシールドを付けて口の動きでコミュニケーションをとる方がスムーズかもしれません。
ここは業務によるところだと思います。
筆者の会社でも、複数発注することになりました。
仕事を準備する
具体的にどういう仕事をしてもらうか準備しておくことは非常に大切だと思いました。
年単位、月単位、週間単位、日時業務、というスケジュール感で具体的にどんな仕事をしてもらうか、事前に上司なり部署なりで話し合って共通認識をもつことは大切だなと思います。
筆者の部署でも上司から今度聴覚障害のある方が部署に来るので、仕事は何をお願いしようかと話があり、データ入力や整理や行き届いていない業務などすぐにお願いできるような内容からゆくゆくはお願いしようと考える業務を話し合いました。
ここは新入職員や部署異動の方が配属されるときと同様に、あらかじめ準備しておくことは大切だと感じました。
聞きやすい環境を作る
何か困ったり聞きたい時にチャットやメールなどで、聞きやすい環境をつくることも非常に大切だと思います。
お昼休憩は何時から?
在宅勤務者が多いので、この席には誰が・・?
午後の休憩はあるの?
会社のビルは何時から開いてる?
など、会社に入社したての頃を思い出していただいて、色々と聞きやすい環境を作ることは大切だなと思います。
その後、上記のような質問が色々とどいて、実際聞きにくいこともたくさんあると思うのでチャットやメールで聞きやすい環境を整えるのは大切だなと感じました。
(まとめ)聴覚障害の方が職場に|準備してよかったこと4つ
実際に聴覚障害がある方が同じ部署に配属されることになって準備してよかったことをまとめました。
聴覚の部分を補うコミュニケーションツールの準備と聞きやすい質問や声をかけやすい環境づくりが大切だと思います。
同じような状況になりましたら、少しでも参考になれば幸いです。
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今回は以上となります。
またお会いしましょう。