こんな方におすすめ
- 関東圏でおすすめの理系大学を知りたい
- 就職に有利な理系国公立大学を知りたい
- 将来何になりたいか決まっていない
- 手に職(資格)をつけたい気もするし、会社に就職したい気もする
また、企業に就職する道も考えられるので選びました。
筆者プロフィール
年齢:アラサー
宇都宮大学農学部生物生産科学科卒(栃木県にある国立大学です)
※現在は生物資源科学科と応用生命科学科の二つに分かれています
研究室:動物育種繁殖学研究室
動物の遺伝および生殖に関する研究室です(´▽`)
就職先:都内本社・職員4000人規模の会社
職種:正社員・事務職(営業→現在秘書)
※年齢も書きたいところですが身バレしそうなのですみません。。
将来何になりたいか決まっていないけれど、国公立大学で関東圏が良いなと思っている方や、資格取得も検討したい方に参考までに体験記をお話ししたいと思います。
関東でおすすめの理系国公立大学【宇都宮大学】
筆者の体験談になりますが、関東圏(栃木県)にある国立大学・宇都宮大学農学部がおすすめの理由
胚培養士になるための勉強をすることができる
企業就職もできる
資格取得(手に職)と企業就職を大学に通いながら迷うことができる
※研究室は「動物育種繁殖学研究室」になります。
しかしながら、正社員で働き続けたいという思いはあったので資格を取得して、将来旦那さんの転勤や子育てで仕事を辞めざるを得なかった時に再就職しやすい
資格取得か、福利厚生のしっかりした大手会社に就職かなと漠然と思っていました。
胚培養士(生殖補助医療胚培養士)とは
''大学病院や産婦人科の医師の指導の下で顕微授精や体外授精などの生殖補助医療を行うことを業務とする医療技術者である。
資格は日本哺乳動物卵子学会により認定され、5年毎に更新の審査を受ける。不妊治療を専門とする医療機関に勤める医療系の国家資格保有者が受験することが多いが、看護師などは少数で、生物学、細胞病理学に精通している細胞検査士を含む臨床検査技師や衛生検査技師などがこの認定を受け活躍している者が多い。
同様の認定資格に臨床エンブリオロジストがある。''
引用元:ウィキペディア
もう少しかみ砕いてお話しすると、なかなか子供を授からないカップルが女性から卵子、男性から精子を採取し、受精卵を培養をする人のことです。
受精卵はまた女性のお腹に戻して赤ちゃんに成長していくような流れになります。
私は胚培養士ではないので、大学時代に勉強した範囲の内容になってしまいますが、この受精卵がなかなかできない方や受精卵が上手く成長せず不妊治療に苦しむ方やが多いわけです。
女性が高齢で卵子の質が低下し受精しにくくなっている場合もありますし、男性がストレスや生活習慣などの要因によって精子の運動能力が下がって動きが悪くなり、なかなか受精するところにたどりつけないケースなどがあります。その補助をするイメージです。
これからますます発展しそうな分野であります。
胚培養士になるには
胚培養士(エンブリオロジスト)になるには、専門機関もありますが、大学の農・理・医学系学部で、畜産学やバイオサイエンスを専攻した人や、
すでに臨床検査技師として働いている人たちが、医療機関での経験を積んで試験に挑んで認定資格を取得します。
看護師・医師のようなはっきりした資格では無いのですが、筆者が大学時代に感じたことをお話しすると、宇都宮大学農学部生物資源科学科「動物育種学繁殖学研究室」に在籍している教授がその分野に権威があり、病院とのコネクションが一定数あったり、毎年必ず胚培養士として仕事をするために不妊治療を行っている病院へ就職しているので、先輩のコネクションもあります。
前述している「畜産学やバイオサイエンスを専攻した人」という抽象的な表現ではあるので、「農学部にいけばなれるのか?」と感じる方もいらっしゃると思うのですが、
もちろん、その分野を勉強した人が医療機関の経験を積んで試験に挑んで認定資格を取得する、なので病院の判断によるところだと思います。
ただし、私の体験談ではありますが、宇都宮大学農学部であれば「動物育種繁殖学研究室」にあたる分野になりますので、農学部や理学部でも生殖分野を扱っているのか、必ず各大学に問合せたり、オープンキャンパスで先輩や大学に積極的に質問・情報収集することが大切です。
また、関東圏の地方国立大を検討されている方に宇都宮大学農学部はおすすめです。
胚培養士になった人の体験談
大学の先輩で実際に病院に就職し、胚培養士になった方の話を聞いた話は以下の通りです。
・職場が女性が多いので出産後も働きやすい
・ルーティーンワークが多い
・学会などでのつながりがあるので同じ分野の業界は狭い
病院によるところもありますが、総じて先輩方は上記内容を言っていました。
女性には比較的働きやすい環境の印象です。
男性は、女性受けが良い方の方が過ごしやすいようです。
(参考)胚培養士の勉強ができる理系国公立大学
ホームページで記載している大学をピックアップしました。
私立はおまけで記載しています。
宇都宮大学は就職先としてオープンに病院などの記載はありませんでしたが、筆者の実体験より記載しています。
※あくまで参考としてください
国公立)宇都宮大学(栃木国立)、信州大学(長野国立)
私立)明治大学、東京農業大学、東洋大学、国際医療福祉大学
千葉大学も農学部があるので可能だと思われますが、ホームページで取り扱われていなかったので記載していません。
年々研究室の方向性など変わる可能性がありますので、事前に大学に問合せる・オープンキャンパスで先輩や大学に積極的に質問・情報収集するなどしてください。
(まとめ)関東でおすすめの理系国公立大学【宇都宮大学体験記】
筆者も高校時代、かなり進路に悩みました。
悩んだ時にやりたいこと、よりも条件(正社員で働き続けたい、手に職をつけたいかもしれない、企業で働くならば福利厚生がしっかりした大手企業)的にこういう働き方をしたいということはありました。
そのためには、ある程度の大学に進学したいですし、資格取得も視野に入れたい。
そういう結果から宇都宮大学農学部を選択しました。
今、将来の進路に悩んでいる方にお伝えしたいのは夢が無いことは決して悪いことではないこと。
私はやりたいことが無くて本当に悩みました。
でも、少しでも興味があることをしながら小さくても「やりたいこと」を見つけることができれば良いのです。
筆者は何をしたい、という希望は無かったものの、上記のように「どうしていきたいか」ということは定まっていたので、そこから選択していきました。
今悩んでいる方に、私の体験談が少しでも参考になりましたら嬉しいです。
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今回は以上となります。
それでは、またお会いしましょう。